コストから考える工務店所員の作業

2階への資材揚げ

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建築家とつくる「木の家」
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コバヤシ建築スタッフ太田慎吾のブログです
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昨晩は中華料理屋からの記事アップで大変失礼しました。記事は建築とは無関係の内容でしたが
本人は至って真面目で、スキマ時間を使って如何に生産性を向上させるかという大テーマでして、
これは長年抱えている問題でもあります。

さて、今日は昨日弊社事務所内でちょっと話題に出た「工務店の所員は時間をどう活用すべきか?」
について考えてここに記してみたいと思います。

事の発端は昨日現場でのある出来事の話から始まります。
今、鉄骨倉庫の大リノベーションを行っていると先日来からお伝えしていますが、昨日、建材屋さんの
壁下地のベニヤ系ボードの搬入がありました。1.8m*0.9m厚さ12ミリの合板、約30枚です。1枚あたり
5Kgぐらいでしょうか。
これを2階の工事で使うため、配送のドライバーに2階まで運び上げてもらえるようその場でお願いした
ところ、上げてもよいが別途手間賃がかかるとそのドライバーは言います。その金額6,000円だそうで。
これが果たして経費として高いのか安いのかは立場によって見解の分かれるところであります。
その場で私は「俺が上げてやるから、5000円ちょうだいよ!」と切り返しましたが、これは場を和ますための
冗談。

この建物は重量鉄骨で倉庫として使われてたので住宅に比べ階高がだいぶ高い。段数も18段ぐらいある。
30枚上げるのに2枚づつ運んでも15往復だ。30分ぐらい要するかも知れぬ。
無理やり時給に換算すればこの仕事、12,000円と破格にいい報酬でもある。
結局、そのときは深く考えるでもなく、自分で上げることにした。

この一部始終を事務所へ帰ってから、「今日こんな事があった。」と話したところ、意外にも
「やったことによって価値を生む仕事をしたほうがいい。」という意見が出て、そうだ、そうだったとひどく納得。
私が本来しなくてはいけないことは「お客さんに喜んでもらえるものをデザインして設計し、それを職人さんに形
にしてもらう。」こと。まぁ現実には、それを実現するために現場ではいろんな駆け引きがあるわけだが…。

現場監督の経費計上には1時間あたり2000円から2500円見込め、とゼネコンに所属していたときは上司によく言われた。
会社からすると現場監督の作業8時間で16000円から20000円の人件費がかかる、ので無駄な時間を使うなという意味だ。
ただし、決してこの給料を頂いているということではないので誤解なきよう願う。

自分がさらにステップアップするためにはやるべき作業の内容をより高度なものに意識的にしていかねばならない。

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