コンクリート打ち放しの丸柱

コンクリート丸柱のSketchUpのシミュレーション

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建築家とつくる「木の家」
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コバヤシ建築スタッフ掛川市在住の太田慎吾のブログです
ご近所様よろしくおねがいします!
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先日来お知らせしているように古い鉄骨倉庫をリノベーションしてお茶葉の加工スペースとカフェ施設を内包する
建物を作っています。
本体工事はあらかた終わりましたが、この工事の第二のポイントとなる外構工事に着手しています。
道路側外部の駐車スペースには古い鉄骨によるアーチ型の雨よけひさしが残っていました。
これもどうにかしないといけないと施主と一緒に長い間悩みましたが法規的な問題もあり既存の構造を活かして
デザインをリニューアルしようということになりました。
割れて半壊状態にある屋根材はポリカで張り替えます。フラットな面材で葺き直したいのですがコスト的な
理由もあり、ポリカの波板を湾曲させて張り直すことにします。問題はカーポートを構成する既存の鉄骨材が
構造物の高さに比べて細すぎることでした。手で押すと激しく揺れます。昨今の想定外の強い台風風を受ければ
大きく揺れて本体建物との取り合い部分もたやすく損傷を受ける可能性があります。
かと言ってカーポートの揺れを抑えるような補強のための斜め材を入れる寸法的な余地もありません。
住宅と違い、工場の資材の出し入れがしやすいように屋根下を大きく開放させておかねばなりません。

有効な解決策がないのかと思いきや、実は以前から一度やってみたい手法がありまして、なかなか実現する案件に
巡り合えなかったのですが、ぜひやってみたいと施主に相談しました。いや、相談というよりこれ以外の方法はない、
という言い方が近かったかもしれない…

紙質ボイド管を丸柱の型枠にするそれはコンクリート打ち放しの丸柱です。
「なんだ、電柱じゃないか。」と言われそうですが、
私の頭の中ではパルテノン神殿の柱郡のような
イメージがあります。
その上からスチールの細い丸柱がちょこんと頭を出して、
アーチ上の屋根を支えている。
ちょっと風変わりな世界観かもしれませんがやってみたかった。


どのようにすれば安全確実安上がりに工事を進められるのか常に試行錯誤の連続です。
このような機会を与えてくれた古くからの友人でもある施主に感謝です。
もう少しで完成です。

ps
忙しくて説明不足の記事であることをお詫びします。
再現可能な工事次第をお伝えできれば良いのですが…

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