トータルで考える住まいづくりの資金計画 10 土地の取得時にかかる税金「登録免許税」とは

古民家リノベーション

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
建築家とつくる「木の家」
静岡・焼津・藤枝・島田・金谷・菊川・掛川
家づくりに立ちはだかる難問をコバヤシ建築と一緒に考えましょう
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

本日のアイキャッチ画像

古民家のリノベーション築80年以上経ている古民家を再生リノベーションして同好の人たちで保養所のようにして愛されている建物です。現場は島田市街地から北へ北へ登った智満寺という重要文化財のお寺さんの足元に位置しています。人口の流出が止まらない地域ですが、このような方法で空き家対策につながっているケースもあります。天気がいい日は南側の窓から山並みのはるか眼下に太平洋が眺望できるという素晴らしいロケーションです。この窓の外側に建物の風合いを損なうことがないようなウッドデッキ、展望台を作って欲しいという建物のオーナーさんからのご依頼でした。画像のプロパティを見ると2008年4月とあります。もう10年経つのですね。光陰矢の如しです。

トータルで考える住まいづくりの資金計画 10 土地の取得時にかかる税金「登録免許税」とは

前回のブログでは「登録免許税」についてお話を進めるに当たり、そもそも「登記」って何?というお話をさせて頂きました。
おさらい前回記事→「登記とは」
引き続いて今日は「登録免許税」についてお話を進めたいと思います。
繰り返しますが「登録免許税」は「登記」行為にかかる税金です。

登録免許税が発生する土地関連の「登記」行為には
①売買などでその土地の所有者が変わった時、すなわち土地の「所有権移転登記」のとき
③金融機関から融資の担保として土地を抵当に入れるための「抵当権の設定登記」があります。
建物関連の登記でも同様に発生しますが、今日は「土地」関連の登記について説明します。

②は金融機関の権利の主張ですね。万が一、資金融資借り入れに対する返済ができなくなった時に備え、金融機関に土地を処分してもらいその債務処理に使うことが出来るように予め登記簿へ金融機関のその権利をうたっておきます。理屈で考えると金融機関が負担すべき費用なのにとも思えますが、借金を「もの」で返してチャラにしてもらえる債務者への救済処置とも考えることが出来ます。 「誰が税負担すべきか」→ 参考ページ
登記のタイミングですが資金融資を受ける時に金融機関が指定する司法書士が具体的に登記を行うことが多いようです。
登録免許税は登記の申請時に納付します。

その税額ですが
①土地の「所有権移転登記」時にかかる登録免許税 は課税標準額*税率0.15%(平成31年3月31日までの軽減措置)です。
はい、ここで先日説明した「課税標準額」が出てきました。ブログ記事→参考ページ
住宅に関する税金については、「登録免許税」、「不動産取得税」、「固定資産税・都市計画税」のいずれも、総務大臣が定めた固定資産評価基準に基づいて評価された額(固定資産税評価額)が課税標準となります。正確に知りたければ市役所に備え付けてある固定資産課税台帳を閲覧すれば知ることが出来ます。トータルな資金計画をつかみたい時点では売買価格の70%としてよいと思います。
ですからここでは土地価格1000万円とすれば課税標準額はその70%の700万円とし税率1.5%として乗じます
700万円*1.5%=105,000円 これが土地の所有権移転登記に伴う登録免許税です

次に②土地(建物も同じ)の「抵当権の設定登記」時にかかる登録免許税 は債権金額(借入額)*税率0.4%です。
仮に土地代として金融機関から1000万円借り入れをした場合、
1000万円*0.4%=4万円 が「抵当権の設定登記」時にかかる登録免許税になります。
もう少し詳しい内容を知りたい方はこちら→参考ページ

この諸々の税金ですが、登記に係る家屋調査士や司法書士への報酬はこれと別途かかりますから混同しないように気をつけましょう。

次回は土地取得時にかかる3つの税金のうち3つ目の「不動産取得税」のお話をいたします。
それでは、また。

関連記事

  1. 仮設足場の治具
PAGE TOP