余り知らされていない地盤調査と軟弱地盤対策の話

皆さん こんにちは。 企画設計の太田です
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またもや住宅ポータルサイト「イエタテ」を介して転送されてきた質問にお答えしてみた。住宅計画用地の地盤が軟弱なので「地盤改良」を考えているが多種ある工法の特徴を知りたいというもの。
「地盤改良工法」も多種多様になって情報過多な状況だ。消費者からすると混乱することが多いかもしれない。そのときに回答した内容にもう少し見解を加えておきたいと思う。

—- 以下引用 —-
⚫Q.質問の概要
所有している土地に近い将来家を建てたいが、昔は川だった地域で地盤がよくないようなので地震による液状化が心配。
「地盤改良」を考えているが、主にどんな方法があるのか?また費用や、実施した場合どの程度安全性が高まるのかなど、工法の特徴や違いも教えて欲しい

⚫A.回答
まずは建築予定地の地盤調査を専門業者へ委託して地盤の状況を把握するところから始めます。調査費用は3万円~です。
その上で地盤の地耐力に適切な工法を選択するとよろしいかと思います。
工法を選択するにあたって、その工法に必要な重機が場内へ乗り入れ可能かどうかということも重要な要素となります。また近隣への配慮も大切です。
このあたりは専門家でないと判断が難しいかもしれません。
建物の規模や構造の種類によって地盤対策工事の費用も大きく異なりますが、在来木造2階建ての建物であれば100万円前後になるかと思います。
過剰設計になりがちなので複数の業者に相見積もりを依頼するか、セカンドオピニオンなどの第三者評価機関にその設計の正当性を図らせることも重要です。
セメント系硬化剤を使った表層改良よりも鋼管杭を打ち込む工法が現在主流かと存じます。また、万が一の地盤事故に備えて地盤保証保険への加入がおすすめです。

— 引用終わり —-

以下に商売上余り語られない軟弱地盤対策で大事なポイントを記しておきます

1.地盤調査を実施してもらい状況を把握する。木造3階建て住宅以下
の重量の建築物であれば簡便なサウンディング調査で十分。
費用は3~4万円程度。
2.地盤調査会社が調査結果から判断して勧めてくる地盤対策工事の
必要性は過剰設計されていることが多いので、信憑性に不安を
感じたら構造に明るい設計士や、第三者評価機関などにも相談する。
セカンドオピニオン等。
出来れば調査会社と施工会社は分離する。
3.地盤の状況が軟弱地盤対策工事でどの程度改善されたか検証する
のは非常に難しいので万が一に備えて地盤保証の保険に加入する。
保険加入時の数万円負担で5000万円の保険に加入できる場合が多い。
4.個人的見解ではどの工法を採用しても得られる耐力にさほどの
違いはない。工事後の保証が重要なので工事コストを重視するべき。
5.ただし工法の違いによる環境への影響は考慮した方がいい

木造住宅建て替えのための地盤調査 最も一般的であるスエーデンサウンディング方式

ちなみに建築確認を手続きする過程で地盤調査から、その結果に見合った対策は法律で義務化されているので、消費者が特別に準備しなければならないということはありません。


ご心配事がありましたら遠慮なく弊社までお声掛け下さい。

門のある家 島田市 設計施工:コバヤシ建築

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