健康管理と住まい ー 住宅リノベーションをひとひねり

皆さん こんにちは。 企画設計の太田です
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建築家とつくる「木の家」
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50歳を過ぎて4年ほど経つが、最近、ちょっとした体の異変が日常的に起こるようになった。
とんかつ屋の駐車場で足をくじいたのだが、これが最初だったと思う。実に痛かった。それから、あちこちで3度4度と「挫(くじ)き」を繰り返したのだが、ふと我に返って思ったのは「もしかして足腰の筋力が弱り始めたのではなかろうか…。」ということだった。

50歳になったときに長年の自堕落な生活態度が原因で健康を大きく害し、高血圧症を患って以来、最低でも週に1度づつの9.5kmと5.0kmのジョギングをこなしている私にとって、それはある意味敗北とも言えるショッキングな気付きである。

アスファルト舗装面に出来たこんな段差がとてつもなく危険だったりする

それからというもの、地面の段差が異常に怖くなった。挫くのが痛いという恐怖もあるが、「老いていく」自分に対しての言いようのない将来の不安というものを感じた。やっと五十肩を克服できたと思ったのに…

しかし、しかしである。一方で、住宅建築に携わる身として、「あぁ、お年寄りの気持ちがよく分かるようになってきた。」という前向きな気持が実感として湧いてきたのも事実である。ケツの青い最近流行りの住宅を建てていい気になっているハナタレ小僧と俺は訳が違うという闇雲な自信。

やっぱり齢(よわい)を重ねないとわからない「住宅のツボ」の・ようなものがあるのですよ。平屋建てがいいなぁとか、小さくてもいいから春になれば花が咲く庭があるといいなあとか、足が萎えないように家の中の段差みたいなものは多少あってもいいなぁとか、運動機能を維持するためのエクソサイズルームが自宅に欲しいなぁとか。

既存の急な階段を付け替える設計はなかなか難しかった

画像は最近行った住宅耐震補強リフォーム時のもの。既存の階段が急で昇り降りが怖いため、緩やかな階段に付け替えている様子。

使い慣れたと思われる古い階段を丸鋸でバリバリと切断する時は少し感傷的な気分にもなる。

両側についた階段手摺 島田市 耐震リフォーム時

施主の希望もあり、階段手すりも両側へ付けてみた。これが思いのほか具合がいい。上るときと降りるときでは利き腕が逆になるからだ。

階段巾が広すぎないのも安心感を与える。

蹴上高さは20センチを切って、ほぼ理想的だ。

 


手摺壁の工夫。風抜き穴を開けたいという施主の希望を取り入れた

出来上がった階段と和風テイストを意識した階段手すり壁の開口まわり。こういうさりげないところに大工の技術が必要になる。

画像では裏に回り込んで見えづらいが、握りの丸手摺は階段先端の親柱まで連続している。

PS
最近では主食のご飯粒を減らし(いわゆる糖質制限)、有酸素運動であるジョギングの対局にある筋トレを毎朝毎晩するようになり、血圧は概ね80~130程度に落ち着いてる。すでに降圧剤による血圧コントロールも不要と思われたので、先日主治医にも相談して断薬のOKもいただいた。軽微な体の不調は逆に運動することへのモチベーションをアップさせるのである。むきむき

 

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