人が住まわない倉庫用途で使う建物は高気密化すべきか?

古民家再生

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コバヤシ建築スタッフ太田慎吾のブログです
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昨夕のことですが大切な美術工芸品などを保存する物置を高気密で作ってよいか?という話題が社内で盛り上がりました。
室内の温度と湿度管理の問題なんですが、人が住まなくなった住宅は確かに時々空気の入れ替えを行わないと
あっという間にカビだらけになるのは経験則として知っています。建築行為や機械力に頼りきるのではなく、人が関わり合うことで
管理するというのが一番健全であるような気もします。昨今の風潮では建物はエネルギー消費を出来るだけ抑えて
高気密高断熱で作るほうが偉い!ということになってしまってますけど。
正倉院の校倉造りの調湿作用は小学校のときに教わって印象に焼き付いていますが、最近の学術的な調査によると屋根の重量を壁で
受けているため、湿度の変化に応じて隙間が広くなったり狭くなったりして自動的に調整しているということはなく、それは幻想だった
というのが定説になったようです。歴史ロマン心が傷ついて少し残念な私です。

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