施主の思いを形にする技術

施主の個性を反映した建物

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
建築家とつくる「木の家」
静岡・焼津・藤枝・島田・金谷・菊川・掛川
コバヤシ建築スタッフ太田慎吾のブログです
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

山田さんからショートメールが届いた。数年前、私が工務店を経営していた時に店舗併用住宅の
新築工事をやらせて頂いた施主だ。建ててからすでに5年が経過したというが、玄関出入り口の
隙間ふさぎのゴムが剥がれてしまって具合が悪いという。
今どき一体どういうことなのかとこの記事を読んでいていぶかる方も多いだろう。

お蔵の鉄扉を玄関引戸に利用するこの建物、かなり個性的。施主の意向を最大限に反映させた。
玄関出入り口はなんとお蔵の鉄扉。古物商から買い上げて、レールも特注でステンレス屋に作っていただいた。鴨居は木とアルミアングルを組み合わせて大工さんと作った。

なんせ鉄の塊だ。重いし、車輪が回転軸に対して対象ではなくなってしまっているため、動きも悪い。
2階にカフェがあるのでなんとなく許されるがおよそ実用的ではない。
だが施主夫婦はこの鉄扉の古びた佇まいこそがいいという。
カフェの設計施工 MugTea奥さんが週の半分ぐらいの頻度でカフェを開けて、並行してWeb制作の仕事も請け負う。さらにトイレットペーパー芯を使ったアート作品で全国各地で個展も開くマルチな人だ。

ご主人は平日は不動産業の会社へお勤め。休日はカフェを手伝う。
ジャンク好きはご主人の趣味のような気がする。

こういうちょっと風変わりな人たちをお手伝いするのが最高に楽しかったする。

関連記事

  1. 気の利いた手摺
  2. パースは建築の言語
  3. 施主DIY ブロック積み
  4. 重量鉄骨の事務所系の住宅改造
PAGE TOP