書家としてのセンスと機能美を融合。新築和モダン2階建て住宅。

藤枝市の櫻井邸は2013年7月に完成した2階建て和風住宅。
書道家のご主人は書道教室を経営しつつ、毎年個展を開くなどアーチストとしての創作活動も行っている。
今回は完成後4年経過しているにも関わらず、IT系企業にお勤めの奥様ともども大変気さくに取材に応じてくださった。

(聞き手:コバヤシ建築 太田慎吾)

申込みした会社を断ってまでコバヤシ建築を選んだ『意外な理由』

櫻井さん
「今だから言うけど、実は別のハウスメーカーで建築する約束をしてたんですよ。」

ご主人はいたずらっぽい笑みを浮かべながら、そう話始めてくれた。
それってコバヤシ建築にとっては、なかなかの衝撃発言!

太田
「なんでウチにしてくださったんですか?」

櫻井さん
「前の建築会社が悪かった訳ではないんだけど、打合せや完成した家を見せてもらってるうちに『ちょっと違うな〜』と思いだして・・・。
で、ちょうどその頃きっかけは忘れたけど、コバヤシ建築さんの施工事例DVDをもらったんで観てたら、とある家の壁になんと私の書いた作品が掛けてあったんだよ!」

太田
「え~、それってすごいですね!」

櫻井さん
「これは良い家を建てる会社に違いないと(笑)俄然興味が湧いてDVDの続きを見たらイメージに近い家がたくさん紹介されてるなと。それで声を掛けさせてもらったんですよ。」

太田
「そのDVDって僕が昔一生懸命作ったものですよ。いやぁ、感激しました。」

なんというご縁!
そんなこともあるんだと深く考えさせられた。


今だから話せるエピソードを披露してくださった櫻井さん

家を建てる際、湧き出たアイデアに対しどう向き合った?

櫻井さんご主人制作の素敵な書の作品が飾られた玄関を上がると、広々としたリビングが。このリビングの広さはご主人のこだわりによるものです。

櫻井さん
「打合せ段階では、リビングはここまで広くない予定だったんです。でもカタチになってくうちに『もうちょっと広くなんないかな〜』と思い出して、それで考えたら隣接する階段と廊下の位置を替えれば広くなるかな?と思って相談したんです。」

太田
「階段と廊下の位置を入れ替えるのは、構造が変わるので簡単ではなかったはずです。その相談はさすがに勇気が要ったでしょう

櫻井さん
「ええ、でも最終的に(設計担当の)杉山さんが上手いことまとめてくれて。イメージ通りにすることができて良かったです。」

櫻井さんご夫婦は音楽も大好き。
リビングには大きなステレオスピーカーと共に、ご主人が30年以上も前に自作(!)したアナログレコードプレーヤーが置かれており、今も現役で活躍中。


お気に入りのジャズを聞きながらリラックスするためには、この広さが必要だったのだ

櫻井さん
「他にもテレビのサイズに合わせて柱の位置を変えてもらったり、ソファーの大きさに合わせて壁の幅を替えてもらったり、ほかにも和室の柱の位置やら色々変更させてもらいました!(笑)」

太田
「その辺りは、自社内で設計施工管理出来る工務店ならではの良さですね。小回りが効く。反対に工業製品化されたハウスメーカーのような均一品質を出すのは苦手です。無垢の木材を多用したコバヤシ建築の住まいの場合、例えば木の節や自然な構造材の割れがイレギュラーに出たりします。そういうことが気になるお施主さんには向かない場合もあるかもしれません。代わりに、建てながらでも多少変更ができるなど、自由度が高いというメリットはありますね。」

櫻井さん
そういえば、軒先のの節穴が気に入らなくてそこだけ大工さんに交換してもらったことがあったなぁ(笑)」

太田
「そうでしたか・・・それは失礼しました!」

『この中から選ぶ』ではなく『こうしたい』をカタチにする楽しみ!

建築中に、ご夫婦で大変だったことや悩んだりしたことはありましたか?という質問には「お金のこと以外はなかったですね(笑)むしろ、楽しいばかりでした」と奥様。

どんなところが楽しかったですか?
その理由を聞くと、

櫻井さん(奥様)
「最初にお願いしていた住宅会社との打ち合わせでは、向こうで用意してきたカタログを見ながら『これかこれ、どっちにしますか?』と選択することが話題の中心でした。コバヤシ建築での打合せでは『こうしたい』って言うと、『じゃあこんなの作りますか?』って次から次へアイデアを出してくれるんです。その場でわかりやすく立体的な絵にしてくれるから『そうそう!それっ』ってうことの連続で。一緒に作っている感があって・・・それが楽しかったです。」

お施主さまの要望に応じて建具も作り込むのがコバヤシ建築のこだわり。櫻井邸でも各所でご要望をカタチにさせていただきました。

とはいえ今の時勢、既製品から選ぶほうがラクなのも事実。(こうしたい)を考えるのって実は面倒だし、大変なことなのかも?と思うことも・・・櫻井さんご夫婦はそうではなかったよう。


「コバヤシ建築に決める前、何棟も施工した家を見せて回ってくれたじゃないですか?そこで住んでいる人が色々工夫した点を教えてくれたんです。」と奥様

『住む人の価値観が現れている家』だと実感

櫻井さんご夫婦の場合、コバヤシ建築の家で10棟近く、他の住宅会社の施工住宅も合わせると相当数の家を見学して回られたのだそう。

櫻井さん(奥様)
「コバヤシ建築さんのお施主さんは『ここはこうしたくて、こうなりました』って話しをいっぱい聞かせてくれる方が多かったです。しかも内容が具体的で納得できることばかりで主人と『なるほどね〜』と関心することばかり(笑)」

櫻井さん
「印象的だったのは、本が好きな方の家を見た時かな?リビングの壁が全て本でびっしり囲まれていたのを見た時はびっくりしたね!」

確かにそんなご要望をお請けすることも良くある!

太田
「そういうマニアックな要望があるとこちらとしてはもう嬉しくなっちゃいます。(笑)あのお客様は私が担当させていただいたんですが相当な読書家でしたよ。ジャンルは違いますが私も本が好きなので意気投合したのを覚えています。」

太田
「もしよろしければ、2階のお子さんの部屋も拝見させて頂いてよろしいですか?」

櫻井さん
「ええ、どうぞ。本人には了解を得ていますから。(笑)子供が成長したのでロフトには上がらなくなったようですが、小さい頃は重宝しましたよ。作り付けの本棚とか、こういうの大工さんに作っていただけるととうれしいですね。」

 

ちなみにコバヤシ建築は施工済みの住宅を見学してもらうことをお勧めしている。
(※もちろんお施主様は任意でご協力いただいており、強制することは一切ありません。)

櫻井さん
「何軒か見学して感じたのは『コバヤシ建築の家は住む人の価値観というか、人生観がよく表れているな』ってことだな。それが一番じゃないかな?」


櫻井邸の和室には、櫻井さんの作品が飾られ空間に見事にマッチしている。これぞ住む人の価値観、人生観がよく表れた部屋。


玄関にも櫻井さんの作品が。落ち着いた雰囲気の中存在感を示している

櫻井さん、本当にありがたいお言葉です…
櫻井邸もご夫婦の価値観が充分表現できているおうちだと確信しています!

     

関連記事

PAGE TOP