重量鉄骨造の事務所建築を住宅へリノベーション 「住めば都」は至言

重量鉄骨の事務所系の住宅改造

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コバヤシ建築スタッフ太田慎吾のブログです
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私はその昔叔父が経営していた工務店事務所の重量鉄骨の建物を賃借して住宅仕様に改装して住んでいましたが、
(今でいうところのリノベーションですね。)後年権利を譲ってもらい、今は家族で住んでいます。
その工務店は私がこの業界へ足を踏み入れるきっかけになった会社ですが、今ではその叔父もすでに他界し、会社自体も
廃業して存在していません。
建物自体は新築してから今まで30年ぐらいが経っています。
当時、敷地は別の方の所有で叔父が賃借していたのですが、建物を取得する機会に土地はその地主から
私が買いました。法規的な厄介な問題もあり、この売買では非常に苦労しましたね。
図らずも二級建築士と宅地建物取引士の知識が大いに役に立ったというか、なまじこういった
ことに精通していたため、普通なら諦めてしまう案件を苦労に苦労を重ねて無理やり解決したという感じです。

住宅としては結構大きな建物でして1,2階の延床にして100坪ぐらいあります。住宅として使っているのは
工務店の事務所のあった2階部分で、1階部分はもとはコンクリート土間の資材置き場でしたが、
私が建物を譲り受ける前にすでにダンボール工場として賃貸されており、それが今も続いています。
建物を譲り受けるのと同時にこのダンボール屋さんもくっついてきた感じです。

この建物の住環境、特に温熱環境は劣悪です。まさに夏暑く、冬寒い。2階住宅の階下は床板一枚を隔てて
ほぼ吹きさらし、ダンボール工場の音も筒抜け、屋根は鉄骨折半なので冷めやすく熱しやすい。
でもですね、「住めば都」というのは至言だなぁと思うのです。これは私がこういう職業なので特にそう思う
のかも知れませんが、完成された建物よりも常に工夫と改良を強いられるこういった建物のほうが住んでいて面白い。
それに加え、この住まいを手に入れた経緯が普通ではないからましてや愛着がわきます。

しかし、こういう人生を歩むなどとは微塵も考えたことがなかったなぁ。しみじみ
でも、いつか断熱リフォームだけはしたいなぁ。

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